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花園メリーゴーランド1巻

花園メリーゴーランド1巻1話あらすじと感想・考察まとめ

「花園メリーゴーランド」というタイトルに反して内容は暗い感じ。というのが第一印象です。

予備知識なしで読み始めました。

性的観念の歴史等を知らないのであれば、少なからず衝撃を受ける回だと思います。

ただ、この後読んでいくと妙に納得させられるところが多々あるのですが、それはまたその都度述べていきたいと思います。
  
絵的にだいぶ昔の作品かと思いましたが、意外にも2001年刊行という比較的新しい作品でした。

ということは、この話でたいていの読者は、今と昔の性的観念の違いが印象に残るのではないでしょうか。

主人公である相浦はいたってふつうの現代を生きる中学3年生の男の子です。

ある日、父から代々伝わる刀「烏丸」の話を聞き、それを手に入れようと、バスが1日2本しかないような父の故郷へ1人向かうのでした。

しかし、寝過ごしてしまい、歩いて戻ることにしますが、案の定迷います。

そんなところに通りがかった「澄子」のおかげで、相浦は、この作品の舞台である「柤
ヶ沢」(けびがざわ)に行きつきます。

その村は現代とはかけ離れた雰囲気・慣習があるなんとも閉鎖的な村だったのです。

今現代このような雰囲気の村があるかどうかは分かりませんが、実際あってもおかしくないと思わせるリアルな描写は本当に素晴らしいです。

不気味さを感じるものの、澄子の家の人たちはふつうに接してくれます。

お母さんなんて無愛想な澄子やおばあさんとは正反対に明るく接してくれるので、安心すらします。

そんな中、お母さんは相浦に「サクラタケ」のお吸い物を夕飯に出してくれますが、何やら周りの様子が怪しいのです。

相浦は気づかずに食べますが、この「サクラタケ」何かあるな。と読者には思わせます。

そして就寝時、相浦の部屋に誰かが来る気配がします。

一度は去っていったと思ったもののまた戻ってくる描写なんて読者の恐怖心も煽るなんとも臨場感満載の描写です。

部屋の前に来た人の正体は何とお母さんだったのです。

スタンドライトを持ってきてくれたようなのですが、お母さんは中学生といえども男1人の部屋にノーブラに透け透けのパジャマでやってきます。

我が国日本でもその昔一夫多妻制的な風習があったのは知っていましたが、女性からせまるこの1巻は衝撃的です。

不倫をするものならば、即スキャンダルになるこの時代。

いきなり来たよそ者の男、しかも中学生に既婚女性が平気でよばいをかけるなんて、私達現代人からすれば、誠実さを感じることが出来ない人、はしたない人と感じ、受け付けられない人もいるでしょう。

ですので、この作品は良いという人と良くないという人、二極化するように思います。

結婚願望、性交渉について願望が低い若者が増え、高齢化社会が本格的に問題になってきた現代には多少なりともこういった考えが欠けているのではないかと感じる部分があるのも事実です。

だからこそ、本作品が注目をあびてきているように感じます。

あまり読まない作風の作品ですが、読んでみて損はないでしょう。

相浦が手に入れようとしている「烏丸」も何か因縁がありそうで、とりあえず続きが気になるといった感じです。

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